10月1日(月) コルフ島
2ヶ月目のスタートです。

ギリシャのコルフ島に寄港し、1日自由行動になります。

ここまではツアーに参加していたので、初の自由行動です。
基本的に個人で動く私にしては珍しく、男子2人女子2人のグループ行動。
同室のSさん、セビジャーナスで一緒のHさん、Mさんと一緒に回ることになります。

船上から見たコルフ島

普通に起床して7時すぎにSさんと朝食。
それからデッキに登ってコルフ島の旧市街を望みます。
この旧市街が、世界遺産に登録されています。
なかなか良い色合いの街で、今日の自由行動が楽しみになってきました。
入港予定は10時だけど、9時すぎには4人がロビーに集合し、なんとなく今日の計画を確認します。
私自身かなりの距離を歩くタイプなので、皆さんの迷惑にならないように気をつけたいと思います。でも、あまり気を遣って自分の行きたいところをカットする気もないし、ここは微妙なバランスが要求されるところ。うまくいきますように・・・。

9時半頃、入国手続きが完了した旨の放送があり、予定よりも1時間早く出発。
これは幸先が良い。
港から旧市街までは4キロしかないけれど、ここはお金よりも時間が大切なので迷わずタクシーを利用します。旧市街までは10ユーロ。この値段ならバスで行っても同じくらいでしょうから割安感は絶大です。(4人グループの利点はここにあります。)

タクシーは、旧市街の手前で止まり、「ここから歩いて行くと中心街にすぐ出られるから大丈夫。君たちの目的の旧要塞までは500m、歩いて6分だ。」という説明(たぶん)を受けて歩き出します。時刻はまだ10時前。そろそろ店が開こうとしている時間帯で、街はまだ静かです。そんな静かな街をゆっくり歩きながら、旧要塞へと検討をつけて歩きます。どうやら今日の案内役は私のよう。女性陣から文句を言われないように、店で引っかかったらじっと待ち、歩く速度もやや抑えての移動です。

まだ観光客はまばら

でも、行きたいところは譲らないもんね。「旧要塞に行きます。」と宣言して少しずつ目的地へ近づくことに。少々の山登りもあるけれど、みなさん文句も言わずについてきてくれます。よしよし・・。

旧要塞の頂より

旧要塞は、特に素晴らしい建築物があるわけではありませんが、頂上からの景色は最高!しばし景色を堪能し、Hさんが持って来たコーヒーとハムチーズサンドをほおばり、再び旧市街の街中へ。ここで一旦カフェで一休みし、ドーム(教会のひとつ)を見学。ここで、別のグループから「石鹸工場を見学したらおもしろかった。」という情報を得て、急遽予定を変更して向かいます。

オリーブ石鹸をカットします。
ショップには日本人が多い。

石鹸工場は、小さな家族経営の工場で、現当主が5台目。日本人を相手に丁寧に説明して下さいました。思いの外面白かったという感想。

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狭い路地も楽しい街。治安も比較的良さそうです。

その後、地元の人しか通らないような路地を通り、ビザンチン博物館に向かうも何故か閉まっていて、再び繁華街に戻り昼食。ここまでかなり歩かせたので、みなさん少々疲れています。

お店はBELLISSIMOと言います。
ほうれん草のパイ。

ゆっくりほうれん草パイ(なぜか4人とも同じものを注文)をいただき、多少のお土産を買って、本日最後の訪問地、「エリザベートの別荘地だった宮殿」にタクシーで向かいます。タクシー料金はちょっとだけ値切って50ユーロ。これで宮殿まで行って少し待ってもらって港まで乗せてもらうというプランです。正直50ユーロでも高いなあと思って乗り込みましたが、実際に走ってみると宮殿は思いの外遠く、「値切ってごめん。」という気持ちが湧いてきます、(結局50ユーロしか払ってませんが。)

宮殿に着くと、先に着いていたピースボートのお姉ちゃん方が、「14人だと団体割引になるようだ。」と人集めをしていて、でもそれは旅行業者を通さないとだめでとても残念だったけど、団体料金に気づいて人集めをした姉ちゃんを誉め讃えながら正規の料金で入場し、エリザベートの美への執着を感じさせる宮殿の内部をしっかり見学してきました。(文章ながっ!)

アヒリオン宮殿といいます。
中も豪華絢爛。

宮殿の見学は30分程度で終わり、ちゃんと待ってくれていたタクシーに乗り込み(もっとも、タクシーには料金を払ってないので、彼は待つしかない状態)、港のターミナルまで運んでもらって、本日の自由行動は終了です。
みなさんきちんと動いてくれて、あまりストレスもなく1日を終えたことが収穫でした。みんな同じ気持ちだったようで、日程が合えばまた4人で行動しようと約束して解散。
天気も良く、楽しい1日になりました。

怒涛の4日連続自由行動の初日が終了。
明日はメンバーをひとり入れ替えて動く予定です。
(明日、ひとりがツアーに参加するためです。仲間はずれではありません。)

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